負の再生産は、自分の世代で終わりにしよう
本日は、ただ心の赴くままに。
東京では視界一面が真っ白になるほど、初雪の降り積もった成人の日。
遠くに外出するのもおっくうで、近所の図書館をぷらぷらしてた。
ふと「新刊図書」のコーナーを見ると、子ども向けの絵本が目に入った。
内容はずばり「Google」。
なんでも海外の子ども向けの本を翻訳したものらしいのだけれど、
それを見た瞬間、くらっとした。
日本の子どもに向けて伝えることは、もっとちゃんと、日本の中にあるだろう、と。
たとえば楽天でもiモードでも任天堂でも、日本で生まれて、
日本人の生活を変えたものはたくさんある。
日本の子どもたちに遺す物語なら、そういったところに、もっと目を向けて欲しい。
「アメリカがすごい、日本はそれに比べてダメだ」
そんな言葉は、もう聞き飽きた。
自分たちで築き上げた歴史を肯定して次世代に伝えることに、
何をてらうことがあるだろう。
未来に必要なのは、自分たちを信じて、これからの困難を切り開いていく力。
そこに自分たちの歴史の肯定は欠かせないものだと思うから。
負の感情の再生産は、自分たちの世代で終わりにしよう。
そのために、できることをしよう。
そんなことを思った、13回目の「成人の日」。